お知らせ

2022-08-31 14:55:00
子持ち鮎って?

毎年、9月中旬から11月下旬(時期は多少前後します)の間、鮎やは子持ち鮎専門店になります。 秋になるとメスの鮎はお腹に卵をもちます。以前は調理が難しいと敬遠する店もありました。(特に活きた子持ち鮎を塩焼きにするのは、串にさすのも焼くのも慣れないと難しいです) しかしその独特の味は一度食べたらやみつきになるほどでしたので、10年ほど前から子持ち鮎のコースを始めたところ、リピーターが続出しました。 それ以来鮎やの秋の定番メニューとして現在にいたります。 特に普通の鮎しか召し上がったことのない方には目からウロコの味だと思います。 たとえると、子持ちししゃもの鮎版って感じです。ただ初めて鮎をいただく方は9月上旬までの通常の鮎でベーシックな鮎の味を堪能されてから、こんな鮎もあるんだって感じで子持ち鮎をあじわっていただくのがいいかもしれません。(どちらがおいしいかってことではなく、同じ鮎なの?ってくらい違うからです。) ※子持ち鮎の甘露煮は仕込むのに大変時間がかかるため、お持ち帰りの数を制限することがあります。